東京ヤクルトスワローズ

2024年春季キャンプにおける感染対策の一助として、「オゾン除菌脱臭器」を導入・設置しております

チーム


東京ヤクルトスワローズは、ここ数年の世界的な感染症拡大を鑑み、行政やNBPのガイドラインを遵守し、感染対策の徹底を図っています。その中で、三友商事株式会社(本社:大阪府大阪市)と2023年よりオフィシャルスポンサー契約を締結し、オゾン関連機器を、浦添市と連携のもと、2024年春季キャンプに導入することとなりましたのでお知らせします。

既にクラブハウスや選手寮などにオゾン除菌脱臭器「エアバスター」を導入して、環境改善を図って参りましたが、一定の成果が見られたため、選手の体調管理が重要になる今年の春季キャンプでは、1軍2軍合わせて27台を導入し、また球場と宿舎の移動車内のリスク軽減のため車載用オゾン除菌脱臭器「エアバスターポータブル」を20台、また施設内の夜間除菌のためにオゾン除菌脱臭装置「オラくりんⅡ」を導入しました。
加えて、除菌資材としてオゾン水を導入し、選手の手指やトイレやシャワー室の除菌を行っております。

東京ヤクルトスワローズとしては、引き続き、換気・手洗い・消毒などの対策を徹底して行く中で、選手が通る導線(ホテル、送迎車両、ロッカー、トレーニングルーム、食堂、トイレなど)に上記機器を配置し、更なるリスク軽減に取り組みます。

導入機種
オゾン除菌脱臭器「エアバスター」 救急車仕様
同型機BT-03含め全国の救急車2,700台以上に搭載されている除菌脱臭装置。オゾン(O3)は、空気中に含まれる酸素(O2)を原料としており、除菌・脱臭後にまた酸素に戻るという性質があるため、薬剤を使わない除菌・脱臭方法として注目されています。
また、能登半島地震におきましても、石川県内の避難所(金沢市102台、七尾市96台、能登町10台)で感染症対策として使われております。
浦添市春季キャンプでは5年連続の導入となります。

携帯型空気清浄機能付 オゾン除菌脱臭器「エアバスターポータブル」 

春季キャンプ中、選手やスタッフの車両全台に搭載する車載用オゾン除菌脱臭器。複数人で乗る機会が多い移動車内のリスクを軽減します。非接触でON/OFF、強弱の切り替えができ、またHEPAフィルターと活性炭フィルター搭載で車内をより清潔に保ちます。今年の春季キャンプでは20台が稼働しております。


オゾン水散水器「GT-03」携帯型オゾン水生成器「ORIGIN Plus」
強い除菌力・脱臭力があり、除菌後に水に戻る性質のあるオゾン水は、環境に優しい除菌資材として世界中の医療機関や食品工場、保育園や幼稚園など、様々な現場で使われております。春季キャンプにおいては、ORIGIN Plusで選手の手指除菌、GT-03でトイレやシャワー室の除菌清掃を行っております。

これらの機器は、各大学、研究機関と連携し、菌やウイルスの除菌試験を行い、エビデンス(実験環境下において)も多く取得しており、2020年10月末にはオゾンによる新型コロナウイルスの変異株の不活化試験(実験環境下)も行い、現在も変異株の試験を継続的に実施しています。