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【キャンプレポート】秋季キャンプ5日目・選手たちが愛媛県内豪雨被災地の小学校を訪問

チーム

5日(月)、松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)での秋季キャンプ5日目。まずは選手全員でウォーミングアップをこなすと、野手陣はキャッチボール、ペッパー、シートノック、ロングティーなどを行います。一方の投手陣はマドンナ球場へ移動し、キャッチボール、守備練習、ポール間走などで調整します。

この日は午前中で練習を切り上げ、選手たちは愛媛県内豪雨被災地の小学校を訪問。松山市内の5つの小学校や大きな被害を受けた宇和島市内の小学校などを訪れ、地元の子どもたちと交流を深めました。

松山市立高浜小学校を訪問した原樹理投手と岩橋投手は子どもたちの大歓迎を受けると、キャッチボール、鬼ごっこ、的当てなど、様々なゲームをして交流。インタビュータイムでは「プロになるにはどうすればいいですか?」という質問を受けた原樹理投手が「何度も何度も野球で挫折を経験しました。小学校、中学校、高校でも僕より上手い選手がたくさんいて、その中でも負けないぞという気持ちで一生懸命練習しました」と、気持ちの重要性を子どもたちに伝えました。

今回の交流を終え、原樹理投手は「僕自身もシーズン中に球場で募金活動に参加して、ファンの皆さまが一緒になって被災地を励まそうとしてくれているところを見てきました。その思いが込み上がってきて、子どもたちが少しでも良い思い出になるようにと思って、楽しく過ごせました」と振り返りました。続けて、岩橋投手は「家に土砂が流れ込んだりした児童もいたみたいなので、そういった中でも元気いっぱいに明るく走り回っている姿を見て、復興に向けて進んでいるんだなと肌で感じました。僕たちもこの子たちのためにも野球を頑張っていきたいなと思います」と、エールを送りました。

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