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河端氏と徳山氏が板橋区立高島第一小学校で教員向け「ベースボール型」授業を実施!

社会貢献活動

22日(月)、元選手で現球団職員の河端龍氏と徳山武陽氏が東京都板橋区にある区立高島第一小学校を訪問。教員の方々に向けて、2011年に小学校教育において必修科目となった「ベースボール型」授業の指導方法を学んでいただくための授業を行いました。

この日はあいにくの悪天候のため体育館にて授業を実施。まず、ボールに慣れてもらうためのセルフキャッチから始めます。ボールを上に投げている間に何回拍手できるかなどの課題をこなしてもらいました。その際、一生懸命になった児童はボールを追いかけて周りの児童と衝突し、怪我に繋がってしまう恐れがあることから、「学校の授業なので怪我をしないことが大事。自分の周りに円を描いて、その円から出ない範囲でやってもらうと怪我防止に繋がります」とアドバイスも送ります。

基本動作については「投げる方の手で頭を“トントン”」「ワニの口の形を作って“パクッ”」など、擬音語や擬態語を使ってアドバイス。また、投げ方が分からない児童の気持ちが分かるようにと利き手と逆の手で投げてみるなど、子どもたちに教えるためのコツを交えて授業を進めていきます。

ベースボール型ゲームでは、最初はバットを使わず、攻撃側は打つ代わりに投げることから始めます。攻守ともに判断の必要ない「バックホームゲーム」から、どこに投げるか、守備のみ判断が必要になる「フォースプレーゲーム」、どこまで走るか、攻撃の判断も必要になる「タッチプレーゲーム」など、徐々にレベルアップしていくゲームを紹介。教員の方たちは童心に返ったようにゲームで盛り上がり、プレーする楽しさを体験してもらいました。

最後に資料としてNPBが発行した「やさしいベースボール型授業」の教本を全員に配布し、今回の授業を終えました。