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山部氏、河端氏が広尾幼稚園で投げ方指導! 元気な声が体育館に響く

社会貢献活動

9日(木)、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都渋谷区にある区立広尾幼稚園を訪問。園児たちへ投げ方の指導を行いました。

この日は体育館にて年長組、年中組を対象に授業を実施。両氏は自己紹介後、「野球ってわかる?投げたり捕ったりするよね。今日は投げたり、捕ったり、走ったり、全部やります!」と声を掛けると、園児たちからは「わぁ!」と歓声が上がります。さっそく両氏はキャッチボールのお手本を披露。間近で見るキャッチボールに「かっこいい!すごい!!」と園児たちは大喜び。

続いてボールに慣れてもらうため、一人一球ボールを持ってもらい、ボールを身体の周りで1周させたり、上に投げたボールをキャッチしたりしてもらいます。慣れてきたところで、次は投げる際の身体の使い方を教えていきます。「まずは手と足を広げてパーにします。次にボールを持っている方の手で頭をトントンと叩いてから、投げたい方向へお腹をクルっと向けながら投げるようにしてね」とわかりやすく指導。全員で「トントン、クル!」と声を出しながらフォームを確認していきます。

実際に壁に向かってボールを投げる練習をした後はゲームを実施。守備と攻撃に分かれ、攻撃側はホームからできるだけ遠くにボールを投げ、一方の守備側はそのボールをキャッチし、チーム全員で集まって「アウト!」と声を出します。攻撃側はアウトの声が掛かるまで、次の塁を目指して全力で走り、塁に到達するごとに1点、ホームへ還れば合計4点が入るルールです。園児たちは一生懸命ゲームに取り組み、守備側の「アウト!」という大きな声が体育館に響いたり、攻撃側がホームインするとみんなで喜ぶなど大いに盛り上がりました。

指導後、頑張ってくれた園児たちに、両氏のサインが入った「投げ方名人認定証」をプレゼント。ひとりひとりに手渡すと、「名人だって!すごい!」と笑顔が弾けます。最後はハイタッチで見送り、この日の投げ方教室を締めくくりました。

渋谷区立広尾幼稚園について
広尾幼稚園は渋谷区で最初に開設された公立の幼稚園で、創立60年を迎えています。「人・もの・自然・文化とのかかわりを通して、あたたかい心でしなやかに考え、たくましく進む広尾の子」を目指し、併設されている広尾小学校と連携を取りながら行事や活動を行うなど、様々な取り組みを行っています。

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