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河端氏が桃井第三小学校を訪問!「職業EXPO」で児童たちへ仕事について語りました!

社会貢献活動

9日(水)、元選手で現球団職員の河端龍氏が東京都杉並区にある区立桃井第三小学校を訪問。授業の一環で行われた「職業EXPO」に参加しました。

桃井第三小学校では、卒業生や地域で働く方々を招いて、6年生を対象に毎年「職業EXPO」という授業を行っています。河端氏の他にも、駅長、ツアーコンダクター、看護師、服飾デザイナー、建築家、ゲームクリエイター、警察官、フリーアナウンサー等、様々な職業の方が集まりました。

授業は体育館で行われます。各職業のブースに分かれ、児童たちは自分が興味がある職業のブースへ行き、インタビュー形式で話を聞きます。1セット20分を3回繰り返し、河端氏のブースには合計13人の児童がやって来ました。そのほとんどが男の子でしたが、中には女の子の姿も。自己紹介の後、選手時代の話や現在の仕事内容、小学生時代について等、子供たちから様々な質問が寄せられます。

河端氏は「小2で野球を始めてすぐ好きになれた。それまで水泳や体操教室にも通っていたけど、野球に時間を使いたいと思って、他の習い事は全部やめた。もっと上手くなりたいと思って練習するうちに、自然とプロ野球に憧れを持つようになった。選手の時は、全体の練習が終わっても、部屋でストレッチをしたり、お風呂で身体をしっかり休めたり、ご飯も身体を作るために何を食べようとか、寝る時は(右投げなので)右腕を下にしないようにとか体勢まで考える。練習とは言えないかもしれないけど、そういう意味では24時間ずっと野球に接していたと思う」と少年時代から現役時代までを振り返りながら話します。

現在の仕事についても「好きな野球に携わって、その面白さ、楽しさを広められる。言葉にするのは難しくて、伝えきれないもどかしさはあるけど、この先もやっぱり野球の面白さを伝えられるところにいたい」と、やりがいや苦労も口にします。

また、「何でもそうだけど、上手くなるには練習しかない。まずは今所属しているチームのレギュラーになるとか、いつも打たれる相手がいればそのバッターを抑えるとか、目の前の目標をひとつひとつ達成していくことで、プロ野球という目標にたどり着けるんじゃないかな。夢を叶えるのに近道はないので、できることから着実に進んで行ってください」と児童たちへエールを送りました。