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山部氏、河端氏が千駄谷小学校と千駄谷なかよし園で投げ方・打ち方指導!園児たちも大喜びの授業を実施!

社会貢献活動

6日、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都渋谷区にある区立千駄谷小学校と千駄谷なかよし園を訪問。児童たちへは明々後日に行われる「新体力テスト」に向けて正しいボールの投げ方を指導、園児たちへは投げ方と打ち方の指導を行いました。

児童へは4年生、5年生、6年生と3度の授業を実施。2人1組でのキャッチボールの練習後には遠投の実践も行い、少しでも遠くまで投げられるよう丁寧に指導をしていきました。

また、小学校での指導の後には、併設している千駄谷なかよし園も訪問。4歳児と5歳児に投げ方と打ち方の指導を行いました。まず両氏がキャッチボールのお手本を披露すると「すごい!速くて見えない!」「いや、俺には見える!」など、園児たちは思い思いの感想を口にします。

その後は2組に分かれ、山部氏は打ち方の指導、河端氏は投げ方の指導を行いました。

打ち方の指導では、ティーバッティングの実践を行います。ここでは細かい指示はせず園児たちに自由にボールを打ってもらいました。山部氏は「うまいうまい!上手だね!」と声をかけたり、うまくボールに当たらない子には手取り足取り教えたりしながら、全員が楽しめるように指導していきます。中にはホームランを打った園児も!これには山部氏も「未来の山田だね!」と驚嘆していました。

一方、投げ方の指導では、普段ボールに触れる機会の少ない園児たちのためにボールに慣れさせることから始めます。まずはボールを持って身体の周りを一周させる、それができたらボールを上に投げてキャッチする、ボールを投げている間に手を1回叩く、頭と肩をタッチするなど、河端氏が見本を見せながらいくつもの課題を出していきます。
慣れてきたところで、次は壁へ向かって投げる練習。最初は一列に並び壁へ向かって投げ、壁まで届いた園児は1つ後ろの線から、届かなかった園児は1つ前の線から投げる、といった形でそれぞれに合った距離で練習します。園児たちは投げたボールを走って取りに行き、すぐさままた投げるなど、時間の限りボールに触れて楽しんでいました。

指導後は山部氏、河端氏と笑顔でハイタッチ。今回は短い時間での指導となってしまいましたが、園児たちは大満足の様子でした。


渋谷区立千駄谷小学校について
明治9年に開校し、今年で140周年を迎えます。地域と連携して明治神宮で田植えをしたり、クラブ活動にプロ棋士の方や茶道・華道の先生をお招きしたりと、特色のある教育活動を行っている小学校です。

渋谷区立千駄谷なかよし園について
千駄谷なかよし園は、平成23年4月に「区立千駄谷幼稚園」と「区立千駄ヶ谷保育園」が幼稚園・保育園の認可を残したまま開園した、幼保一元化施設です。千駄谷小学校に併設し、合同行事や異年齢交流を進め幼稚園と保育園の一体的な運営を行っています。

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