東京ヤクルトスワローズ

山部氏、河端氏が長谷戸小学校で投げ方指導!「キャッチボールも思いやり」

社会貢献活動

9日、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都渋谷区にある区立長谷戸小学校を訪問。来月行われる「新体力テスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

この日は1年生から6年生まで全校児童に向けて、3度の授業を実施。自己紹介の後、山部氏と河端氏がキャッチボールのお手本を披露すると、児童たちから大きな歓声が上がり、「なんでグローブの中に入るんですか?」「痛くないの?」などの質問も飛び交っていました。

そして準備運動の後、いよいよ投げ方の指導を行います。投げる動作を3段階に分けて指導することで、低学年の子どもたちもあっという間に習得していきます。

2人1組に分かれて行ったキャッチボールの実践では、遠く投げられるようになったことで、相手に向けてではなく思い切り投げてしまう児童たちに対し、「自分が投げたボールを相手が取って、相手のボールが返ってきて、ひとつのキャッチボール」「相手の気持ちを考えて、取りやすいところに投げてね」と河端氏が声をかけるなど、技術面だけではなく、相手を思いやる気持ちも指導する場面もありました。

キャッチボールに慣れてきたところで遠投に挑戦。両氏の丁寧な指導により児童たちは綺麗な投げ方を習得することができ、遠くに投げられるようになったことを喜んでいました。

投げ方の指導後、「スポーツテストまで時間があると思うので、家でも練習してくださいね」と、自宅でできるタオルを使った自主練の方法も伝授!

指導後には、山部氏は5年生、河端氏は6年生と一緒に給食を食べます。山部氏は児童たちから「いつから野球始めたんですか?」「現役の時、1日どれくらい練習していましたか?」などの質問を投げかけられ、ひとつひとつに丁寧に答えていました。

最後に両氏は、「キャッチボールも思いやり」と書き入れた直筆サイン色紙を学校へ贈呈し、この日の投げ方教室を締め括りました。

渋谷区立長谷戸小学校について
恵比寿駅からほど近い都心にある長谷戸(ながやと)小学校は、明治45年に開校され、創立104年を迎える歴史ある小学校です。童謡「夕やけこやけ」は当時長谷戸小学校で音楽教師だった草川信先生が作曲したもので、このことから「夕やけこやけの小学校」とも呼ばれています。

これまでの学校訪問はこちら