東京ヤクルトスワローズ

熊田氏、山部氏、河端氏が富谷小学校で教員向け「ベースボール型」授業を実施!!

社会貢献活動

13日、元選手で現球団職員の熊田智行氏、山部太氏、河端龍氏が東京都渋谷区にある区立富谷小学校を訪問。渋谷区教育研究会体育部の皆さまに向けて、2011年に小学校教育において必修科目となった「ベースボール型」授業の指導方法を学んでいただく授業を行いました。

渋谷区教育研究会では、区内の幼稚園・小学校の教員がそれぞれ自分の専門教科を選択し、月1回集まって研究に取り組んでいます。「ベースボール型」授業は2011年に小学校教育において必修科目となりましたが、1977年から1998年までの21年間ほとんど行われてきませんでした。その間「ベースボール型」授業に触れてこなかった世代の方々が現在教員として子どもたちを教える立場となり、指導方法に日々頭を悩ませているのが現状です。

そこで今回、現場の教員の方に実際の授業で役立てていただくため、スワローズOBの3人が、投げる・打つなど基本動作の指導方法や、攻撃と守備に分かれて行う「ベースボール型」ゲームを紹介し、実践しながら授業を行いました。

昨年も14回にも渡って小学校を訪問し、子どもたちに向けて授業を行ってきた熊田氏は「教えるのは大変かもしれないけど、基本さえしっかりやれば大丈夫」と腕の振りや身体のひねりなど、投げ方から教えていきます。

「ベースボール型」ゲームでは低学年向け、高学年向けに2種類のゲームを紹介し、実践。教員の方たちは童心に返ったようにゲームで盛り上がり、プレーする楽しさを体験します。その中で「こうじゃないとダメっていうルールはない。子どもたちの状況に合わせて」と、子どもたちに教える上で大事なことを伝えます。

最後に3人は教員の方たちに「ぜひ他の先生にも教えてあげてください。また、楽しく教えてくださいね」と呼びかけました。


熊田氏、山部氏、河端氏が教員向け「ベースボール型」授業を実施!

「ベースボール型」ゲームで教員の方たちにプレーする楽しさを体験していただきました

キャッチボールでは投げ方から教えていきます