30日、元選手で現球団職員の熊田智行氏と度会博文氏が東京都新宿区にある区立四谷第六小学校を訪問。来月行われる「新体力テスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

この日は5年生と6年生に向けて二度の授業を実施しました。まずキャッチボールでお手本を披露した後、ボールの握り方を説明。続いて投げる動作を順を追って練習します。

続いて実際にボールを手にキャッチボール。まずは腕を振る練習で、ワンバウンドで相手に届くように行いました。2組に分かれて交代で行いましたが、見学組の児童から「もっと腕を高く上げないと！」とアドバイスの声が飛ぶ場面も。また、ひねりの動作が苦手な子が多いようでしたが、熊田氏と度会氏はひとりひとりに声をかけ、丁寧に指導していました。

ボールを投げることに慣れたところで、いよいよスポーツテストに倣ってソフトボール投げを実戦。熊田氏と度会氏は「上に向かって高く投げてごらん」「待ってる間に肩回しといてよ～」と児童たちに声をかけます。両氏のアドバイスを受け、児童たちは1投目より2投目に記録を伸ばします。中には50メートル以上投げた児童もいました。

授業の最後に児童たちへ「1回で覚えられるものでもないと思うので、遊びの中で腕を振る練習などをして、スポーツテストで去年よりもいい記録を出せるように頑張ってください」（度会氏）、「練習したら必ず記録は伸びていくからね」（熊田氏）とそれぞれエールを送りました。