東京ヤクルトスワローズ

熊田氏と度会氏が花園小学校で投げ方指導!「上に向かって投げるように」

社会貢献活動

27日、元選手で現球団職員の熊田智行氏と度会博文氏が東京都新宿区にある区立花園小学校を訪問。毎年行われている「新体力テスト」で子どもたちの投力が弱まっている現状を受け、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

今回は初めて低学年、中学年、高学年と3度の授業を実施。自己紹介の後、さっそく熊田氏と度会氏がキャッチボールで「どうやって遠くに投げているか、見て感じてみてください」と遠投のお手本を披露します。校庭の端から端まで行き交うボールを見て、児童たちは「すごい!」「速い!」など大興奮の様子でした。

続いてボールの握り方について「ボールには縫い目があって、その縫い目に指をかける。プロだいたい2本で握るけど、みんなは他が小さいから3本にしてもいいよ。握りやすい方で投げよう」と実際に握って見せながら丁寧に説明します。

腕の振り方や体の使い方も指導していきます。「まず両手を広げます、次に(投げる方の)肘を曲げます、(身体を)ひねります」と全員で動きを合わせて一緒に覚えていきます。「この時、肘を肩より低い位置から投げたら絶対だめ。同じくらいか高いところから投げること」と細かいところまでしっかり指導。

そしていよいよ2人ずつペアになって、安全のため柔らかいボールを使ってキャッチボールの実践です。普段ボールを投げることはほとんどないという児童たち。時々ボールを横や後ろに逸らしながらもキャッチボールを楽しんでいる様子でした。キャッチボールの後は、遠投にも挑戦し、「(学校の正面にある)あのビルの上の方を見ながら投げてごらん。1階部分とか見ちゃうと全然飛ばないから」と、より遠くへ投げられるようアドバイスも送りました。