東京ヤクルトスワローズ

熊田氏と度会氏が神応小学校で投げ方指導! 児童たちの遠投記録伸ばす

社会貢献活動

17日、元選手で現球団職員の熊田智行氏と度会博文氏が東京都港区にある区立神応小学校を訪問。毎年行われている「新体力テスト」で子どもたちの投力が弱まっている現状を受け、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

神応小学校は各学年1クラスずつのアットホームな雰囲気の学校です。今回は3年生と4年生、5年生と6年生に向けて2度の授業を実施しました。自己紹介の後、さっそく熊田氏と度会氏が「投げ方とかよく見ててね」とキャッチボールのお手本を披露します。児童たちは「すごい」「これを目指そう!」など目を輝かせます。

続いてはボールの握り方を説明。縫い目のどの部分をどう握るのかなど細かく教えていました。また、実際に硬球も触らせ「当たったら骨折しちゃうくらいのボール。だから負けないように好き嫌いしないでご飯いっぱい食べて丈夫な身体を作るように頑張るんだよ」と呼びかけます。硬球を手にした子供たちは「硬っ! 何これ!?」「めっちゃ硬い!」と驚きの声を上げていました。

キャッチボールの前に、まずボールを真下に叩きつける練習を行います。「下に投げることによって肘が自然と上がるようになるから、今の腕の振り忘れないでね」と大きく腕を振る練習です。

いよいよ2人1組になってキャッチボール。最初はワンバウンドで相手に向かって投げます。慣れてきたところで少し距離を伸ばしたり、「ノーバウンドで行ってみよう!」と徐々に遠くへ投げられるよう工夫していました。子供たちも「いくぞー!」「オッケー!」など声を掛け合い楽しそうな笑顔がはじけます。

次はいよいよ新体力テストの項目であるソフトボール投げで1人2球ずつの遠投に挑戦です。女子児童が素晴らしい投げっぷりを披露すると、熊田氏と度会氏が「負けるなよ男子~!」と盛り上げます。この日の最高は6年生の男の子が記録した34m。女の子でも20mを越える児童もいたりと、さっそく授業の成果が表れます。「平均2~3mくらい伸びたと思う」と先生方も喜んでいました。

授業の最後は児童から「正しいボールのつかみ方や体の向きなどを教わりました。これからボールを投げる時は今日教わったことを活かしていきたいと思います」とお礼の言葉も。熊田氏と度会氏は「みんなこれからも頑張って。勉強ばっかりじゃなくてスポーツも。でも勉強もちゃんとしてね」とエールを送っていました。

児童たちに硬球を触らせその硬さを体感してもらいました。子供たちからは「硬っ! 何これ!?」「めっちゃ硬い!」と驚きの声!

授業の最後は児童から「これからボールを投げる時は今日教わったことを活かしていきたいと思います」とお礼の言葉も